メキシコ国境の壁 現在は“3分間の家族との再会”2017年5月
メキシコ国境の壁 現在は“3分間の家族との再会”2017年5月
アメリカとメキシコ国境の壁は今現在も尚立ち並ぶ状況になります。
今回、その両国の壁が少しの時間だけ開かれ、家族の再開を許されました。
「短すぎる家族との再会」
フェンスはアメリカ側から開かれ、多くのメキシコ人がいました。その中に家族との再会を待ちわびていた人々が居られました。
名前を呼ばれて再会するアメリカで暮らす不法移民の方々。不法移民の方々は一度アメリカの国外へ出ると、再びアメリカに戻ること出来ません。
母国の家族と合うことができないことから、“米・サンディエゴの人道支援団体”がこどもの日・メキシコ記念日に合わせて特別な許可を得、再会の場を設けました。
この日は、6組の家族だけが再会を許されることになっていたようです。
ただ、家族との再会できる時間は時間制限が有り“3分間のみ”。ほとんどの家族が“抱き合い、涙を流したまま時間を迎えていました”。
「トランプ政権100日後」
メキシコ国境の壁建設予算が先送りされる中、“不法移民に寛容なアメリカ各都市への補助金を凍結する大統領令”を出しました。
ただ、司法側がその大統領令は差し止めている状況になります。トランプ氏は“強硬な不法移民対策”を唱え続けている形になっております。
ただ、国境の向こう側には血と血が繋がった家族の再会を待ちわびている方がおられる事も忘れないで欲しいです。