聴導犬とは?聴覚障害者に必須なサポート犬!
聴導犬とは耳の不自由な人をサポートする犬の事です。
インターホンを鳴らすと、その音に反応し聴導犬が
1)座っている飼い主の肩を両足でタッチ
2)玄関まで飼い主を案内する
といった、聴覚障害者の生活面を補ってくれます。
「その他にも様々な生活面のサポートを行ってくれます。」
・朝の目覚まし時計に反応し、飼い主を起こしてくれる。
・ヤカンの沸騰した音が鳴ると、飼い主をキッチンまで案内。
・一般歩道を歩行中に、後ろから車が来た場合、エンジン音にて飼い主を安全な場所まで誘導。
といった様々な25種類の音を聞き分けて、聴覚障害者のサポートを行ってくれます。
聴覚障害者の方は、音が聞こえません。
音の聞き分けができないという事は
・料理などを行うときに、火の元の安全が気になり、ちょっとした他の事が心配で出来ません。
・インターホンがなっても、音が聞こえないという事は郵便物などの受け取りができません。
などを聴導犬がサポートしてくれることにより、心・行動の自由を手に入れることが出来ているようです。
認知度が低いゆえに、様々障壁も!
盲導犬と比べまだまだ認知度が低いのも事実。
聴導犬の数は全国に75頭。
更に、聴導犬の飼育にも時間と費用がかかる現状。
飼育の歳月に3年。
費用も決して安くはない300万前後が必要になるようです。
その他の問題とし、
という事実。
なので、店内に入る場合などの聴覚障害者の方は見た目では判断が難しく、
聴導犬と同伴で入店することを拒否された方が6割ほどいるようです。
※障害者同伴での犬を入店拒否する事は差別にあたり法律で禁じられています。
国も広報などを利用して、拡散していくことを切に願います。