憲法改正にて“教育無償化”
憲法改正にて“教育無償化”
今現在の日本国憲法では、小中までの教育は義務教育となっており、授業料自体は無料(無償)となっています。この憲法改正にあたり、高校・大学も無償化(授業料無料)を憲法改正にて導入していきたいと安倍総理は発言しています。
「2010年、実は自民党は“高校無償化法案”に反対だった」
民主党政権の時、田中真紀子元議員が“高校までの教育を義務とし無償化したい。”という提案がありましたが、国会にて“選挙目当てのバラマキ”などという事で提案は取り消しとなりました。
「なぜ、今頃“教育無償化”が浮上してきたのか?」
安倍総理の考えでは、“貧困層関係なく、結果的に子供たちに同じ教育(小中だけでなく、高・大学)を受けさせてあげたい。”という元に憲法改正をにて教育無償化(授業料無料)を提案しました。
基本的な理由として、今現在日本の問題点で生活に密着したテーマが今回の“教育無償化”が一番ふさわしい形ではないか?となっています。
また、どのような境遇でも子供たちに夢・希望を与えるために、同じ環境・学ぶ場所・金銭面での進学断念を食い止める事・整えていく事により、貧困の連鎖を止める事ができる。という狙いがあります。
更に、“日本維新の会”は教育無償化には賛成であり、「時代背景に合わせての憲法改正は必要」との発言を残しており、早く教育無償化は導入されて欲しい。と考えを表明しています。
「子どもの教育にはお金がかかるのが現実」
子を持つ親の気持ちとしてはお金の点で、“不自由させてあげたくない”と想う親も多いと考えます。貧困層に関係なく子供の夢を応援してあげたい。という日本の方針には個人的に賛成です。
ただ、その資金はどこから来るのか?どういう風に税金面でまかなっていくのか?どういう予算案を提出してくるのか?また、現実的に学費免除だけで全てまかなうことができるのか?
こういった、まだ現実的に見えてこない課題は山積みのようです。