トランプ大統領“離脱”をちらつかせるか？NAFTA強気の姿勢で｢再交渉｣へ

トランプ大統領“離脱”をちらつかせるか？NAFTA強気の姿勢で｢再交渉｣へ

トランプ大統領はメキシコ・カナダの交渉次第では離脱すると強気の方向性を示しました。

※NAFTA(ナフタ)とは、日本語での正式名称“北米自由貿易協定”を指します。簡単に説明すると、アメリカ・カナダ・メキシコでの3カ国で貿易による関税などをなくし、自由に気楽に貿易をしましょう。という協定になります。

トランプ大統領の発言では、｢全体の自ステムに大きな影響が出るNAFTAを終わらせるよりも、再交渉することを決断した｣

ナフタを巡って一部のメディアでは今週｢バノン主席戦略官がNAFTA離脱を命じる大統領令を起草した｣との報道もあります。

これを受けたトランプ大統領は26日、カナダのトルドー首相・メキシコのペニャニエト大統領と相次いで電話会談を行い両首脳の“NAFTAについての再交渉で合意”した形になり、トランプ大統領の考えでは“NAFTA離脱の考えはない”との方向性を示しました。

この報道内容では、トランプ大統領自身が今回の騒動に関して、火消しに出た方向ですが、27日トランプ大統領は“再交渉の内容によっては、離脱する可能性もある”と強気の姿勢を見せた形になりました。