日本郵政が数千億損失!東芝に続いてしまうか・・・。
日本郵政が海外企業買収先による巨額損失を検討。その金額は数千億円にも及ぶ可能性も
日本郵政、海外買収した傘下のオーストラリア物流大手(トール・ホールディングス)による
経営不振に伴い、数千億に上る巨額損失の検討していることが2017年4月20日にわかった。
「トール・ホールディングスを買収したのは2015年2月に買収発表」
買収した時の金額は64億8600万オーストラリアドル。
日本円換算では6040億円での買収。
当初の考えでは、
日本独自の配送ノウハウを取り入れ、結果的にオーストラリア内での配送スピードの向上。
を狙った戦略を測っりました。
が、今回のM&Aの投資目的には現状では巨額の数億円の損失を出してしまった形となっているようです。
近年の新しい話では、東芝が米メーカーの原子力発電の買収を行い、巨額の損失を出したのが新しい話です。
「近年日本の大手企業の投資は失敗が続いている現状」
原因として考えられる事は、
1)投資金額が正しい金額で購入できているか否か。
当時の相場で考えた時、購入金額にプレミアムな価値が付随していた金額で購入した場合、
結果的に企業としてリスクある戦略が必要になってきます。
そういった、リスク管理をしっかり行えていたかどうか、が鍵となるようです。
2)次に「買収実現後」での後の話。
企業買収が成功した場合、その後の企業間でのポストの握り具合を話し合う必要性があります。
ただ、相手も人間であるがゆえに「これが日本のやり方だ!」と強引に事を運んだ場合、
買収先の企業が不信感を抱き、結果的に失敗に陥る可能性が高まります。
初期の段階では、相手企業の経営方針を尊重しながら
日本のノウハウを取り入れていく準備段階も必要となってきます。
そのサジ加減をどのように舵取りしていくのかが、日本企業経営者の腕の見せどころになるでしょう。